理論通りにやっても失敗するのはなぜ?

昨日は、かなり面白い学びの場にいきました。九州各地から集まっていて、年齢も業界も様々で。問題意識やバックボーンが同じだと、伝わりやすい安心感とか、それ私もある!みたいな共感はあるけど、目からうろこ的な驚きや、ハンマーで頭を殴られたような衝…

相手の立場になるということ

障害者の雇用が企業にも義務付けられていますが、その雇用率が上がっていることから、いろんな企業で障害者の採用が進められています。 雇用のあり方について思うところもあるのですが、採用面接やその結果の通知の方法で感じることがありました。 例えば、…

いつだって女性は不利なのか?

女性の大学院卒がどうみられるか。世間の目は厳しいことは、私も感じています。 人事という立場と、転職活動した立場。そこから感じたのはつきぬけるしかないということ。 出る釘は打たれる。出すぎるしかない! 私はもともと高卒、フリーターからの出発で、…

知っていますか?法改正 その1 派遣社員の働き方

法律は私を守ってくれる!は幻想だけど、知らないと丸腰で戦うようなものですよ!! 案外知られていない、労働関連法の改正。 人事担当者が知らないということはないと思いますが、案外働く私たちが知らないことが多い。 派遣で働いているあなたも、これから…

NEWS24 キラ・モヤ症候群って?

キラキラしたロールモデルのその裏を見よう! NEWS24に、「自信と望むキャリアを手に入れる 魅力の正体」の著者 池原真佐子さんが出演されていました。 池原さんが名付けた「キラ・モヤ症候群」キラキラした遠いロールモデルをみて、自分はそうはなれないと…

愚痴が増えてきたら。

最近愚痴っぽくなっていると反省していて、たまたま、家の本棚を整理していたら、「7つの習慣」が目について、いまさらですが、最初から読み返しています。 第一の習慣「主体性を発揮する」にまさしく、愚痴っぽくなる事例があって、こんなのあったかしら、…

ナカのヒトとソトのヒト

カリスマブロガーのちきりんさんの本「『自分メディア』はこう作る」に、書いてあった「なかのひとにならない」ということ、他の場面でもいえるかもと思いつつ読み返してみた。 つまり、なかのひととは、ネット世界だけで使う言葉を使わずに、ちゃんと、ネッ…

人生100年時代!にあなたはどう生きる?

会社員人生と定年後。どちらも40年!リタイア後どうしますか? 案外長い会社員人生と思っていました。20才で働き始めた私。 働き始めたころは、(そもそもそんなに長く働き続ける予定ではなかったけど) 定年60才。その後は悠々自適というのが、世間のス…

人事的な公平性とは何か

日本労務学会 第46回全国大会報告より 「正社員ポートフォリオの限界と人事管理の未来」学習院大学経済学部 守島基博先生 ダイバーシティという言葉から、女性活躍推進へ、そして、働き方改革という言葉に流行りが変わった気もしますが、確実に、日本の正…

先ず「人事」より始めよ

昨日の、中原淳先生のブログを読んで、首が縦になんども動いていた人も多いのではないでしょうか。 人事施策のあいだの「内的整合性」が低い これ、私自身も体感してきたことです。 人事って、現場からみると「人事」とひとくくりなのですが、 ある程度の規…

「共同体型組織にイノベーションの阻害要因がある」

ハーバードビジネスレビュー 11月号は「出る杭」を伸ばす組織。 日本の典型的製造業に10年もいた私としては、「ポスト工業化社会の企業論:個人を組織から『分化』せよ」(同志社大学大学院・同志社大学 太田肇教授)に惹かれて、その章からページをめくり…

退職の基準

10年勤めた会社を辞めたとき、 もったいないとか、 もっと我慢できなかったのか、とか言われました。 同じように転職か悩んでいる人がいたら、 収入が、パートと同じ額になるとしたらどうするか考えて。 といいます。 社員はやはり、給与面で恵まれています…

言い出せない訳

組織ぐるみを疑われるような不祥事が後をたちません。 日本の製造業は大丈夫かしら。 コンプライアンスの重要性は十分理解されていたと思うので、関わる方々が社内で、何らかの言い出せない理由があったと想像します。まぁ大体コストとか納期とか。社内のパ…

次世代を育成するはずがイエスマンを育成してないか?

どの企業も、若手の育成に余念がない昨今。イノベーションや、リーダーシップが課題とおっしゃられます。が!イノベーションは、資金も人もださないけど、 勝手にやってみろプロジェクト。 リーダーシップは、俺についてこい型リーダーシップ。どちらも、成…

学びに逃げない人になる

人間だれもが、もういやだなと思うことや、仕事でもうあっちもこっちも壁ばかりという経験をしていると思います。 逆に、そういう経験がまだの人は、もっとその仕事にのめりこんだ方がいいかもしれません。 さて、仕事で壁にぶつかると、真面目な人ほど行き…

都合のよい人にならない

人事の仕事をしていると、 うちの部署は女性でまわっているから。 という言葉をよくききます。 でも、給与はその部署で一番安い。場合によっては、契約社員だったりします。 まわっている の意味は 気が利いて、面倒な事務処理をしてくれる ということなんで…

社員研修も変わらなきゃ!

これだけ無料で授業が受けられたり、 低価格で対面授業が受けられたり、 検索すれば、すぐに調べられる世の中になり、 さらにそれが加速すると予想されるなか、 会社において、実施すべき研修の内容も変化してくる。 はず、なんだけど、そうでもない。 それ…

女性のことは女性に

ダイバーシティの担当者が集まる場にいくと、女性がかなりの割合をしめています。それは、一担当者でなく、役職がついていても、圧倒的多数を女性が占めている。 それは、男性側に女性のことは女性に任せようという心理が働いているから。 よくわからないこ…

部下は自分の鏡です

ツカエナイやつという前に、自分がつかえるやつか、胸に手をあてて考えよう! と思うことが、多い。 ツカエナイ部下 A → B → Cみたいに。 AがBを、BがCを、それぞれツカエナイやつだという。 で、部下側もツカエナイ上司だと思っている。 客観的に、自分の言…

スペシャリストとゼネラリスト あなたはどっちを目指す?

スペシャリストとゼネラリスト。 あなたはどちらを目指しますか。 スペシャリストだと転職に有利とか、ゼネラリストでなくては、会社で出世が遅れるとか、 いろいろな噂を聞きますが、コレって、その人がそうであっただけで、誰にでもいえることではないです…

保育園に入れない!あなたならどうする?

育児休業が保育園に入れない場合は2才まで取得できるようにかわりました。 さて、妊娠中の方、これから出産するかもの方、 保育園にはいれなかったら、あなたはどうしますか? 2才まで迷わず延期! 無認可保育園とか、あたれるだけあたる。 おばあちゃんとか…

育休2歳まで可能に変わりました~。

改正育児・介護休業法が本日10月1日に施行されます。 人事担当者の方は既にご存じだと思いますが、働く私たちも法律の変化には敏感でありたいものです。 今回の改正点は3つ。 改正① 育児休業が子が最長2歳に達するまで取得可能に (保育園に入れないなどの…

選択はいつも自分が呼び寄せる

明日から10月。 2日には、内定式が行われる企業も多いのではないでしょうか。 大変な就職活動を乗り越えて、内定を勝ち取った(あまり好きな表現ではありませんが、競争率の高さからいうとこういう表現になるのでしょう)喜びと、これから大丈夫かなという…

一般職女性が陥るワナ

女性活躍推進よりも、最近は働き方改革の方が主流になってきているような気がします。 とはいっても、女性活躍推進法で一般事業主計画を策定しなくてはいけない企業は、 とりあえずでも、目標を作って、各社のホームページなどに掲載しています。 日本の企業…

ママの転職

JUGEMテーマ:キャリアデザイン 働くママが転職を考えるとき、 やはり、何を重視するかが一番大事になってくる。 働く時間 やりがい 収入 職場の人間関係 通勤距離 など、いろいろあるけれど、 あなたは何が重要か?が、ぶれないようにしないと、 本末転倒に…

フィードバックする難しさ

人事の仕事をしていて、導入が一番難しいと思う制度は、評価制度。制度設計もさることながら、フィードバックが苦手なひとが多い。かくいう私もそのひとり。やはり、嫌われたくないのだ。しかも、人事評価としてのフィードバックの難しさは、それが、昇進や…

「社員のバーンアウトは企業の問題」

少し古い記事ですが、ハーバードビジネスレビュー 9月号の特集は「燃え尽きない働き方」でした。 その中の「社員のバーンアウトは企業の問題」という記事がありました。「社員のバーンアウトはよくある現象だが、企業はそれをより一般的な組織的課題としてで…

管理職女性を増やしたいなら

仕事で、管理職女性を増やしたいけど、どうすればいい?と尋ねられることがあります。 一方で、女性の方からは、そんなこといまさらいわれても・・・(もっぱら、40代より上の世代)という意見や、 育児との両立ができそうにないので・・・という意見を聞き…

働き方改革のモヤモヤ その2

働き方改革が残業時間削減のようになってしまっている会社も少なくないと思います。 時間外削減を考えるとき、設備投資や人員増を考える、経営戦略を考えるという目線も、人事側としては忘れてはいけません。 表面にでている時間外に目が向きますが、時間外…

働き方改革にまつわるモヤモヤ

「働き方改革」という言葉も定着した感があります。 「働き方改革」と題して取り組みがされている会社も多いのではないでしょうか。 でも、なんだかすっきりしない。働き方改革大歓迎!という話を聞かないのはなぜでしょう。 サイボウズ社の20周年記念制作ア…