人事

ベクトルを合わせることと、同一になること

多様性を重んじるという一方で、一体感をもつことを重視する組織があります。 それはとても自然なことで、すばらしいことです。 その時に勘違いしてはならないのは、一体感とは何か?です。 組織の目指す方向が明確で、ノイズなく、みんなが100%の力で働くこ…

相手の視点になるということ

人事の仕事をしていると、いろんな「初めて」に出会います。 結婚、出産、病気での入院、退職。 人事としては、毎月ある当たり前のことでも、相手は初めてなんですね。それを忘れると大変なことに。 私は、社内イントラなど、誰もが見れる場所に、結婚すると…

上司と仲良くなりたい訳じゃない

昨日はまるで私がコミュニケーション力があるかのように書いたけど、私は仕事上は気を付けているけど、コミュニケーション全般でいうと苦手な方。 コミュニケーションのとっかかりは、雑談からというけど、ドラマも芸能ネタも、野球も興味ないので、全くわか…

コミュニケーションという人ほど、相手をみていない

この1年位「風通しのよい職場」とか1on1ミーティングでコミュニケーションとかいう言葉をよく聞きます。世間でどうかはわからないのですが。私のまわりで、飛び交うコミュニケーションという言葉。 そのコミュニケーションのために行っているのは、ボーリン…

無期契約にする?しない?

来年4月には無期転換ルールの適用になる、有期契約の従業員が多数でてくる予定です。 どの会社の人事も、多分今ぐらいの時期には、会社としてどのような対応をするか検討が終わっているはず。 無期転換ルールは、同一の使用者(企業)との間で、有期労働契約…

働き方改革は人材育成改革

土曜日ですが、仕事です(涙) 「働き方改革」はっきり言ってだめとバッサリの記事を発見しました。 日本の働き方改革は、働かせ改革としてもダメだと私は思っていて、結局上から「残業禁止」と言っているだけなのですよね。 「働き方」をどうするかがはっき…

ウチの会社は違うから

人事という仕事で、いろいろと社内の変革を進めていこうとすると、「いや~、ウチでは無理」とよく言われます。そのウチでは無理な理由は、ウチは特殊だから、業種が違うし、などなど・・・。 ウチの範囲が、部署のこともあれば、会社のこともある。 でも、…

相手の立場になるということ

障害者の雇用が企業にも義務付けられていますが、その雇用率が上がっていることから、いろんな企業で障害者の採用が進められています。 雇用のあり方について思うところもあるのですが、採用面接やその結果の通知の方法で感じることがありました。 例えば、…

人事的な公平性とは何か

日本労務学会 第46回全国大会報告より 「正社員ポートフォリオの限界と人事管理の未来」学習院大学経済学部 守島基博先生 ダイバーシティという言葉から、女性活躍推進へ、そして、働き方改革という言葉に流行りが変わった気もしますが、確実に、日本の正…

先ず「人事」より始めよ

昨日の、中原淳先生のブログを読んで、首が縦になんども動いていた人も多いのではないでしょうか。 人事施策のあいだの「内的整合性」が低い これ、私自身も体感してきたことです。 人事って、現場からみると「人事」とひとくくりなのですが、 ある程度の規…

社員研修も変わらなきゃ!

これだけ無料で授業が受けられたり、 低価格で対面授業が受けられたり、 検索すれば、すぐに調べられる世の中になり、 さらにそれが加速すると予想されるなか、 会社において、実施すべき研修の内容も変化してくる。 はず、なんだけど、そうでもない。 それ…

保育園に入れない!あなたならどうする?

育児休業が保育園に入れない場合は2才まで取得できるようにかわりました。 さて、妊娠中の方、これから出産するかもの方、 保育園にはいれなかったら、あなたはどうしますか? 2才まで迷わず延期! 無認可保育園とか、あたれるだけあたる。 おばあちゃんとか…

育休2歳まで可能に変わりました~。

改正育児・介護休業法が本日10月1日に施行されます。 人事担当者の方は既にご存じだと思いますが、働く私たちも法律の変化には敏感でありたいものです。 今回の改正点は3つ。 改正① 育児休業が子が最長2歳に達するまで取得可能に (保育園に入れないなどの…

フィードバックする難しさ

人事の仕事をしていて、導入が一番難しいと思う制度は、評価制度。制度設計もさることながら、フィードバックが苦手なひとが多い。かくいう私もそのひとり。やはり、嫌われたくないのだ。しかも、人事評価としてのフィードバックの難しさは、それが、昇進や…