続かないのは向いていないからかも

昨日紹介したハーバードビジネスレビュー2017年2月の継続とは「小さな問い」を立てることの記事にちょっと面白い紹介もされていました。

 

よく私たちは、「この人は何をしても続けない人だ」と決めつけたり、自分のことをそう思ったりすることがないでしょうか。

でも、この続ける「意志の力」は三層構造で成り立っていて、一般的なやりぬく力と、分野特異的な力、課題特異的な力の合計で、続けることができるかが決まるそうです。

分野特異的な力とは、同じ人でも、仕事は続けられるけど、ダイエットは続かないとか、スポーツは続くが、勉強は続かないなど、分野ごとに続くもの、続けられないものがあるということ。課題特異的な力とは、同じ分野でも、突出してこれだけは続けられるというようなものということです。

 

 私は、もっぱら意志が弱く、何をやっても続かないのですが、読書は好きで時間を忘れてしまいますし、特に自分の関心があるキャリアや法律の本は、一般的に難解だといわれている論文であっても、読むのが苦になりません。もっとも理解しているかは別ですが(笑)

 

 もし、あなたが、何をしても続かない・・・と思っているのであれば、まだ、自分の続く「分野」を見つけられていないのかもしれません。自分が好きなこと、これまでの人生で、これはあまり苦にならなかったというものがあれば、それを書き出してみてください。そこに、分野あるいは、特徴(例えば、誰もやっていないこと、体を動かすこと、誰かとグループでやることなどなんでもかまいません)に共通する点があれば、それがあなたの「続ける力」が高いものなのかも。

 私は続けられなくて・・・とあきらめるのは簡単ですが、もし自分の中の何か可能性をみつけたいと思っていらっしゃるのであれば、あなたの中の「続ける力」を捜してみてください。思わぬ宝物がみつかるかもしれません。

 

 ただし、あくまで続けることができるかであり、成果を伴うかはまた別の話です。