カジメン・イクメンよりも夫婦にとって大切なこと

子供が1人とはいえ、6歳児を置いて研修、勉強会、1年前までは、かなり残業もある仕事をしていた私。

 

よく、夫が家事や育児をすると思われています。が、そんなにする方ではありません。

仕事に理解があるのですね!と言われますが、そんなに理解しているわけでもありません。夫は家事を全くしない方ではないですが、基本、外出するときは、私が夕ご飯を作ってでかけるか、外食してもらうか。昼ご飯すら、気が向かないと作らない感じです。

イクメンかといわれると、まぁ、子供を遊びに連れて行ってくれることもあるし、こちらも、まぁする方かなーという程度。

夫婦で、家事分担を話うことも、今後のキャリアの話をすることも、ありません(笑)

 

ただ、私がどこに行って何をしているか、聞くこともなければ、それにダメ出しをすることもありません。私にとっては、それがとても心地よく、遠慮なく、お金も使い、時間も使い勉強することができます。

たまには、少し位コレやっておいてよね!と喧嘩にはなりますが、世間でいま騒がれているような、家事・育児をする人になってほしいとは思っていません。

もし、そうせざるをえない環境になればすると思っているので、私が万一、別の場所で仕事するようになったり、先に死んじゃったり、そんなことがあれば、なんとかするだろうと思っています。

それは、私自身が料理をしたり、片づけたりしたいから。何作ろうかと考えて、作って、食べてもらうのが好きなので、自分でやりたいのです。相手にしてもらうよりも、自分がしたい。それがいいか悪いかは別として、心地よいのですね。

 

何がいいたいかというと、よく、育児や家事の分担について、若い世代の方から相談をうけるのですが、それは、夫婦のバランスでとしか回答できないよということなのです。しっかり分担したい人もいれば、私のように、気にならない人もいるし、しっかりビジョンを共有したい人もいれば、夫婦でも別々なので、ビジョンを共有しなくてよい人もいる。私の場合は、自分のビジョンはあるけど、それはあくまで私のビジョンだから、言わない感じです。

 

 いろんなものの前提は、その夫婦の中に信頼関係があるかどうか。もし、しっかり分担したいと思えば、それを前提に話し合えばいいし、そうではなくて、労いの言葉ほしいのであれば、そのような関係をつくればいい。(よく労いの言葉をかけてほしいということだけ言われますが、これ、お互いにやらないとだめですよ。頑張っているのは自分だけではないので)

 

家事の分担や育児の分担は、互いの信頼関係の上の話。仕事の上司と部下の関係もそうですが、お互いの信頼関係がなければ、そこでどんなコミュニケーションをとっても、一方通行のままです。女性はどうしても育児や家事の大変さをわかってほしいとなりますし、男性は、オレは仕事で大変なんだよ!となる。

まずは、結婚生活をはじめたころを思い出して、お互いに信頼すること。そのうえで、分担をどうするかを交渉していくこと。

間違えても、隣の〇〇さんや、お友達の××さんの事例をだすのではなく、私ががどうしてほしいのか、夫はどうしたいのか、どこが落としどころなのか、よく考えて話をしてみてください。そして、話すときは「私は・・・」を主語に。