人は見たいものをみて、聞きたいものを聞く

先日、尊敬するキャリアコンサルタントの工藤倫子さんのブログで青森スチューベンというブドウのことを初めて知りました。

作り続けて15年♪|キャリアカウンセラー 工藤 倫子のブログ ~RINKO KUDO~

ブドウといえば、瀬戸ジャイアンツとかシャインマスカットとか、岡山でおいしいブドウを買うことが多く、へ~青森でブドウなんだ。しかもこの時期にブドウあるの?という感覚で、九州でスチューベンなんてブドウは売ってないわー。と思っていました。

 

 しかし、それから3~4日後、近くのスーパーに入っている野菜屋さんでみつけましたよ。「スチューベン」青森で約7割が生産されているそうです。私が購入したものもやっぱり「青森産」でした。

www.kudamononavi.com

 この時期にブドウを売っていることすら、私の目にはとまっていなかったのですが、ちゃんとあるんですね。

 これって、多分、今までもこのお店には、売っていたのだと思うのです。そんなにどのスーパーや野菜屋さんに売っているものではないかもしれませんが、先週もそのお店で野菜を買ったし、おそらく、そのときにもあったのではないかと。

 でも、いままでは気が付かなかったのですね。そんなブドウがあったことに。

 それが、たまたま、工藤さんのブログを読んで、おいしそうだなと思ったことで、脳に、スチューベンというフックができた。そこに、スーパーにでかけて、何か買おうかと見ていた中で、包装の「スチューベン」という文字が飛び込んできた。つまり、フックに文字情報がひっかかったのです。

 

 これって、今回はたまたまブドウでしたが、仕事でもプライベートでも同じようなことが起きていて、結局、同じように情報が入ってきても、つまり、同じものをみても、みなかったことにされてしまうか(ま、意図的ではないです。気づかないだけ)、何か起きていると気が付くかは、フックがあるかないかに左右されるということなんです。

 

 あくまで私がスチューベンから学んだフックの増やし方

  ① 人間関係を広げる。あまり接しなかった人と接する

  ② なんでも興味をもって、見る、聞く、話す

 

 脳にあるフックの数が、情報処理の差になります。たくさんフックをつくるにはどうすればいいのか、あなたならではのフックの増やし方をみつけて、いままで気が付かなかったあなたのブドウをみつけてください。