気がきかないと言われないために

「最近の若手は気がきかなくて」は、よく聞く言葉ではないでしょうか?

言われたことしかしない指示待ち型。

 

私はかつてそう言われたことがあります。

何故そういわれたのか考えてみると、

・手伝いましょうか?と声をかける回数が少なかった。雑用は手伝っていたけど、上司は気づいていなかった。

・仕事の流れが一通りわからないと動けないタイプ

・とにかくアピールが下手

こんなかんじになりました。

かなり昔の話なので、いまとは違うところもありますが、基本的には変わってないかもしれません。

 

気がきかなくての愚痴の裏側には、この資料を使う用途を考えて作って欲しいとか、接待の時のお酌だったり、幅広い要望がありますが、仕事のことに限って言えば、担当している若手の資料をどのように使うかまで情報共有して、指示がされているか。例えば、若手が気をきかせた方向性が間違えていたときに「言われたことだけやればいいんだよ!」なんて、暴言を言ってしまってないか、思い返してみてください。

 

情報共有は、しっかり対面で行うこと。メールの写しを入れて背景を汲み取れるのは、ベテランだけです。

気がきいた部下は、仕事しやすいのですが、それは上司が楽をしているだけ。気がきかない部下には、丁寧な情報共有を。そして、安易に気がきかないからダメというレッテルをはらないでください。私のようなホントに気がきかないタイプもいますが、見えないところを地道にフォローしている人もいます。自分がいないときに、周りとどう接しているかもよく聞いてみてください。

 

そして、若手のみなさんには、上司とのコミュニケーションはしつこくやることをおすすめします。案外黙ってやる仕事は、伝わらない、見えていないものですから。