やるかやらないか・・・

 

人事の仕事をしているといろんな課題に向き合います。

どの会社も今は、採用難。

定年後の再雇用や70歳まで働ける会社など、人にまつわる問題。

派遣社員や有期契約社員と社員との仕事や処遇のバランスの問題。

それに加えて、障害者雇用や、女性活用などダイバーシティの問題。

 

でも、どの問題に対応するにしても、会社として の人事戦略をどうするか次第です。

 

そしてイヤイヤするのではなくポジティブに。

再雇用だって、とりあえず働いてもらうのではなく、どうモチベーションを維持しながら、楽しく働いてもらうか。

腹をくくって、うちの会社は70歳まで働ける会社です。と定年を70歳にしてしまうのもあり。あるいは、60歳から65歳まで、1年契約にするなどせずに、定年を65歳に延長するのもよし。もちろん、処遇の問題と、本人の健康の問題はありますが、健康の方は、それを原因に雇用しないというケースはないという会社も多いはず。それにもかかわらず1年契約にする、処遇を引き下げるというのは、本人のモチベーション下がりますよね。

 

女性活用や障がい者雇用もそうです。政府の方針だから・・・ではなく、なぜうちの会社でやる意味があるのか。。。しっかり腹落ちしていることが大切です。

ウチにはいいひとがこない、採用できないと嘆いている会社は多いですが、そのうちの何割が本気でやる気があるのでしょうか?なりふりかまわず、採用に動いているわけではない、これまでのやり方を踏襲しているだけ、それでは、採用できるわけがありません。

 

結局のところ、採用がうまくいっている会社は、やるときめて、やっている会社です。

やってみる中には、制度や、会社の風土になじまないこともあるでしょうが、まずやってみる。そこからでなくては始まりません。

 

特に、女性活躍や障がい者雇用、採用については、制度設計と異なり、試行錯誤しやすい分野です。

うちの会社は、資金力がないから・・・。大手じゃないから。言い訳していても、何も始まりません。

今の時代は自分で、ビデオ編集もできるし、会社案内のパンフレットも自分でできる。コストをかけずにやる方法はいくらでもあります。まずやってみるところからはじめませんか。