いつだって女性は不利なのか?

女性の大学院卒がどうみられるか。世間の目は厳しいことは、私も感じています。

人事という立場と、転職活動した立場。そこから感じたのはつきぬけるしかないということ。

 

出る釘は打たれる。出すぎるしかない!

 

私はもともと高卒、フリーターからの出発で、「高卒は・・・」といわれ、夜間の大学に行きました。卒業したら、「夜間は」といわれ、大学院の社会人枠で修了したら、「社会人は」といわれます。事実、大学院修了のタイミングで、中途入社した会社では、大学院新卒の方と同じタイミングで、入社したが、院新卒より初任給は低かったのです。

 

悔しさをバネに仕事をしてきたけど、同じようなことは、結婚、出産でもあります。結婚したら、出産するからと言われ、出産したら、子供がいるから働けないと言われました。その裏で子供が一人だと可哀想という方も。

会う人みんないうわけではないですが、言われたことがずしんと残るのです。

 

もう、40才を過ぎると、悔しいけど、それはそれとうけながせるようになります。同じことを言われても、ずしんとこないひともいるから、もう、感じない。感じたら流すようになりました。

 

大学院を修了して就職活動する女性に伝えたいのは、就職は、専門性を大事にすること、学んだ姿勢を理解してくれる会社で働くこと。理解してくれる会社でないと、業務の中でもやりづらいことばかりになります。

学んできた自分を信じて頑張って欲しいです。

 

私も、いろいろいう人はいたけど、大学院で学んできたことや姿勢を評価してくれる上司から仕事のチャンスをたくさんもらいました。理解してくれる人は必ずいると信じる力こそ、道を切り開くのだと思います。

 

「頭のいい」女子はいらないのか——ある女子国立大院生の就活リアル | BUSINESS INSIDER JAPAN